印章・印鑑 印章のお手入れ②(汚れのお手入れ) 印面の汚れの原因は朱肉です。 使用後にティッシュなどで拭き取っても細かい汚れが残ります。その細かい朱肉汚れがほこりとくっ付いて固まってしまうのです。 掃除方法は、まず詰まった汚れを歯ブラシ(柔らかめ)を使用して掻き出します。(歯ブラシは柔らかめを使用してください。硬いものですと文字を破損させてしまう場合があります。) 次に掻き出した汚れを柔らかい布などで取り除きます。 丁寧なお手入れをしていただく... 朱肉
印章・印鑑 印章のお手入れ方法①(日常のお手入れ) 印材の種類によってお手入れ方法が異なります。 柘・彩樺など木材素材の場合: 木材印材は、朱肉が染み込みやすいという特徴があり、そのため捺印した際にそのままにしておくと印材が朱肉の油を吸い上げてしまいます。 油を吸い上げた印材は劣化しもろくなってしまうので、印面の縁が欠けやすくなります。これを防ぐためには、使用後はティッシュや布で印面の朱肉を取り除きましょう。 また、直射日光にも弱くひび割れの原因に... 柘植 黒水牛 朱肉
印章・印鑑 全く同じ印影の印章が作れない理由とは? 実印など登録された印は重要な取引の際に必ず必要となる印章です。では、なぜそのような場面で必ず登場となるのでしょうか? それは、それらの実印が地方公共団体(法人の場合は法務局)などの信頼できる第三者により、本人の印鑑の正当性を保証されているからです。 そのような意味を持つ印章が、この世に2本、3本と存在していたらどうでしょうか?防犯性は損なわれ、あらゆる偽造が容易になり、悪用されることが考えられます... 実印
印章・印鑑 ハンコの語源 「印章」、「判子(ハンコ)」、「印」、「印鑑」など様々な呼び名がありますが、語源はどのようなものなのでしょう。 「印章」の語源は、中国の秦、漢の時代に遡ります。 秦より前の時代は秦の時代(BC778~BC206)、始皇帝が政府の文書に璽印(じいん)を用いることを始め、「璽(じ)」は皇帝専用、臣下は全て「印」と称しました。 その後の漢の時代(BC206~AD220)、武帝が高級官吏の印を「印章」と呼... ハンコ 璽印
印章・印鑑 「印章」と「印鑑」の違い 「印章」と「印鑑」、一見どちらも同じ意味のように感じますが、その呼び名に何か違いがあるのでしょうか? まず、「印章」とは柘や黒水牛に彫刻されたハンコそのモノ自体を指す呼称となりますので、物質としてのハンコとご承知ください。 一方、「印鑑」とは実印や銀行印などのように登録された印章の印影を指します。要するにモノ自体ではなく朱肉を使って押された印(しるし)となります。 ではなぜ「印鑑」が「印章」のよう... 柘植 黒水牛 印鑑登録
印章・印鑑 会社設立に必要な印鑑 代表者印(役職印) 代表者印とは、会社の実印です。法人設立登記をする際に法務局に届け出る印章のことです。会社にとっては最も重要な印章になります。 外枠に会社名、商店名、団体名等が入り、内枠には「代表取締役之印」「代表者之印」「部長之印」など役職名が入ります。 サイズ 15mm 16.5mm 18mm 社印(角印) 会社名が彫ってある四角い印章です。角印と呼称されることもあります。請求書や領収書、納... 法人印 社印 住所印 代表者印
印章・印鑑 印材とは 印章に使われる素材を印材と言います。印材には様々な種類が存在し、古くは大理石、メノウなどの石材や、貝殻類、後には銅や金など金属素材が使われていたようです。 現在使われている印材は、200種類を超えると言われております。 大きく分類すると、主に下記の5種類に大別されます。 木材の印材(本柘植、アカネ、彩樺、黒檀等) 角、牙等の印材(黒水牛、象牙、牛の角、シープホーン等) 金属の印材(チタン、アルミ、... 法人印 柘植 黒水牛