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印章・印鑑
2017/08/10
「印章」と「印鑑」の違い
「印章」と「印鑑」、一見どちらも同じ意味のように感じますが、その呼び名に何か違いがあるのでしょうか?
まず、「印章」とは柘や黒水牛に彫刻されたハンコそのモノ自体を指す呼称となりますので、物質としてのハンコとご承知ください。 一方、「印鑑」とは実印や銀行印などのように登録された印章の印影を指します。要するにモノ自体ではなく朱肉を使って押された印(しるし)となります。
ではなぜ「印鑑」が「印章」のようにハンコそのものの呼称として一般的になったのでしょうか?
「印鑑」の語源は、印章の真偽を照合するための印影登録簿を鑑(かがみ)と呼んでいたことに由来します。「印」を見比べる「鑑」(かがみ)であることからその登録簿を「印鑑」と呼び、転じて印鑑登録に用いた印章も「印鑑」と呼ばれるようになりました。
