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浸透印
2016/09/02
浸透印とは
インクが印面に浸透していて連続捺印できるハンコを、浸透印と言います。一般的に「シヤチハタ」と呼ばれるものになります。もともと「シヤチハタ」とはメーカー名で、ハンコの種類を指すものではありませんでしたが、昭和39年に浸透印を開発したことから「浸透印=シヤチハタ」と一般的に知られるようになりました。
現在では、数社のメーカーが浸透印を製造するようになり、「凸凹タイプ①」と「フラットタイプ②」の2種類があります。
①凸凹タイプは、ゴム印のように凸凹の高低差が大きく耐久性があります。ゴムに細かい穴が開いており、そこからインクがにじみ出る仕組みになっています。また製造工程において塩を使うため脱塩タイプと呼称されることもあります。
(主な製造元:シヤチハタ株式会社、サンビー株式会社)
②フラットタイプは、文字通り印面がほぼ平らで、写真やロゴなど細かい図案や文字を表現するのに適しています。原理はシルクスクリーンで使われている孔版印刷と同じで、印面(多孔性樹脂)と保護フィルムを赤外線で露光することにより印字面以外の部分が硬化し、非浸透部になります。
(主な製造元:ブラザー販売株式会社、シャイニースタンプ等)

